JR全線乗降履歴
可部線  Kabe Line
かべせん(横川〜三段峡)西日本旅客鉄道株式会社
  
 名は体を現す通り可部まで行くための路線。路線名の由来となっている可部までは電化されていて列車本数もそこそこ確保されているが、可部から先は一変、ローカルムードが漂う。この変わりようはJR北海道の札沼線のようだ。2003年11月末で廃止が決定している可部以北では鉄道マニアの姿が目に付くようになってきたが、まだまだローカルな印象が強い。
 加計〜三段峡間は1969(昭和44)年7月27日に開業。可部線の都心側が1909(明治42)年の開業であることかすれば比較的新しい区間ではあるがこの区間がいち早く廃止されようとしているのは皮肉な話しである。なおこの区間は鉄建公団による施工の区間で横川〜加計間に比べてトンネル・高架が多用され直線が多く駅の待合室も同じような造りが多い。また同区間はタブレット閉塞を細々と行っている。以前は戸河内・筒賀でもタブレットの授受を行っていたのかも知れないが現在では行っておらずそのせいか行き違いも行っていない。この区間にある信号機は当然使用されておらず線路の向きとは明後日の方向を向いている。恐らくは路線建設時の昭和44年当事に準備工事のみは行ったものの使うことなく役目を終えようとしているのではないかと想像する。
乗降の有無(→あり)
   ↓
駅名 乗り換え
横川
Yokogawa
山陽本線
  三滝
Mitaki
 
  安芸長束
Aki-nagatsuka
 
下祇園
Shimo-gion
 
  古市橋
Furuichibashi
 
大町
Omachi
アストラムライン
  緑井
Midorii
 
  七軒茶屋
Shichikenjaya
 
  梅林
Bairin
 
  上八木
Kami-yagi
 
  中島
Nakashima
 
可部
Kabe
 
河戸
Kodo
可部駅周辺から続く都市へのベットタウン。
今井田
Imaida
駅前の赤い吊橋が印象的。
安芸亀山
Aki-kameyama
NTTドコモの携帯電話が圏外になってしまうほどの場所だが、駅の周囲には住宅が散見。
毛木
Kegi
広島自動車道の直下。線路の上をパイプが走る。
安芸飯室
Aki-imuro
大田川沿いにプチコンビニがある。小規模な商店街が形成されている。

Nuno
工場や事業所が目立つように感じる。当駅の前後に列車の自足制限が15キロという箇所があるのに萌え。
小河内
Ogauchi
実はこの駅までが広島市内。小河内は安佐北区。とても政令指定都市とは思えない山並みが美しい。
安野
Yasuno
ネコの駅長さんが出迎えてくれる「花の駅」。ネコ駅長についてはこちら
水内
Minochi
温泉地が程近い(…といっても12キロもあるのだが)。
坪野
Tsubono
『鯉の里』らしいです。大田川に鯉が居るらしいが。鯉=Carp?おぉ、妙に納得。
田之尻
Tanoshiri
可部線の駅の中で一番小さな駅。逆に大田川からは一番近く、それだけに絶景。
津浪
Tsunami
桑田ケイスケの曲「TSUNAMI」に引っ掛けて「津浪駅で桑田に会おうProject」進行中…らしい。
香草
Kagusa
 
加計
Kake
 
木坂
Kisaka
ホームへ上がるまでにかなりの段数を上がらねばならない。障害者さんにとっては罰ゲームのような駅。
殿賀
Tonoga
駅前は加計の公設病院があるが、この駅も階段の上にある。病院のヘビーユーザーであるご老体には酷な駅。
上殿
Kamitono
中国自動車道戸河内インターチェンジが目の前にある。併設の「道の駅」で日本一のコロッケに出会えます。
筒賀
Tsutsuga
国道からとんでもなく離れている。近くに展望温泉施設がある。
土居
Doi
国道を戸河内駅・役場方向に5分弱歩くと自家製手作りパン屋さんが営業。クロワッサンが美味。
戸河内
Togochi
戸河内町の中心。役場も農協もココが最寄り。簡易委託駅員もいますよ。
三段峡
Sandankyo
駅名の三段峡はかなり遠いらしい。