単純な交換型の信号場。当信号場のルーツは1904年元日に海ノ中道駅として香椎線開業と同時に開業。駅は1987年に観光施設オープンをきっかけとして現在位置(西戸崎側へ700m)に移動し、国営海ノ中道海浜公園の入り口駅となる。その後列車増発に伴い、旧駅があった付近に中道信号場としてめでたく開業。しかし旧海ノ中道駅とはまったく同じ場所ではないらしい。
で、旧駅の遺構はほとんど残っておらず、唯一西戸崎方のポイント付近にホームらしき盛り土っぽいものが散見できる。肝心の構内全体は防風林の松林の中にあり、接近しての観察には少々難がある。
当地へのアクセスは列車も便利かもしれないが、天神から「西戸崎駅前」行き西鉄バスで「カモ池前」バス停下車、すぐ近くにある。線路の真横は広い道路で、道がいいおかげで自動車がびゅんびゅん飛ばして走っている。とても怖い。
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