大宮から京浜東北〜根岸線で46駅目の駅。東海道本線では当駅から先のことを「湘南」と呼ぶ地区に入る。横須賀線は東京から出ているような印象があるが、正確には当駅が起点となっている。西大井、新川崎、保土ヶ谷、東戸塚は一般的には横須賀線の駅として案内されているが、実際には東海道本線の駅である。
当駅は5面10線と広々した構内を持ち、さらに東口からは湘南モノレールも発着している。駅の所在地は駅長室が鎌倉市にあるので鎌倉市大船ということになるが、ホームの中ほどにある川が市境になっているので、半分は横浜市栄区に掛かっている。よって当駅よりも東寄りの長距離乗車券を所持している人は横浜市内までの乗車券で乗降できないことで少々損をしていることになる。
当駅に乗り入れている湘南モノレールは京急グループ。京急が敷設した有料道路の頭上に線路を建設。懸垂式のモノレールでは古い部類。山あり谷ありでトンネル通過まである単線路線。妙なスリルが満点な路線は大船から湘南江の島までで300円。JR東日本が発売している湘南・江の島フリー切符を使えば乗り放題である。 |